高精細印刷とは?

高精細印刷とは、今まで再現することができなかった色やグラデーション、色の純度と彩度が、リアルに表現できるようになった印刷技術のことをいいます。
つまりは写真のようなクリアな印刷物に仕上がるということです。

 

  通常印刷と高精細印刷の特徴

極小の網点をランダムに分布させるので(図1(1)(3))、小さい文字や線などもしっかり表現できます(図2)。点が小さく色が重ならないため、インキのにごりがなく鮮やか(図1B)。当社の高精細は最高810線相当です。


網点が規則的に配置されるので、 他の色と干渉して、モアレやロゼッタパターンが発生することがあります(図1C)。また、色が薄く細かい物を表現しようとすると線切れができる場合があります(図2)。一般カラー印刷の線数は175線です。

※画像は全てイメージです。※紙の種類や絵柄によっては、高精細印刷が不向きな場合があります
  (場合によって使い分けることができます)。



  色再現性がアップするので、色鮮やかでクリアな表現が可能に。

通常印刷に比べ、点(色)同士の重なりが少なくなるので、にごりも少なくなります。そのため今まで の印刷では再現しにくかった混色のグリーンやオレンジの鮮やかさがアップします。 通常印刷は肉眼で色の点が見えますが、高精細印刷は全く見えません。シャドウ部分の滑らかな階調表現が可能になり、金属やガラスも美しく表現されます。

  網点が細かくランダムなので、細部まで途切れずに綺麗。

高精細印刷は極小の点がランダムに並んでいるので、細かい形状や模様も美しくリアルに表現できます。例えば、動物の毛並みや微細な地図などもキレイに再現されます。また、点が規則的に並んでいる通常印刷は、各色が干渉し合いモアレやロゼッタパターンという現象が起きますが、高精細印刷では発生しません。

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